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ナブテスコ、新工場「浜松工場」着工/470億円投資

2022年9月26日

 ナブテスコは23日、浜松市第三都田地区に建設を計画していた新工場「浜松工場」の起工式を行ったと発表した。

 新工場は「ものづくりイノベーションとSDGs高評価を有する世界No.1のスマート工場」をコンセプトに、精密減速機の生産工場として3拠点目となる。2023年9月に予定している建屋の竣工後、順次設備の導入を進め、2030年には年産120万台の定時生産能力を構築する計画。

 今回、省人化・自動化ニーズの高まりによって精密減速機への高い需要が続いており、このニーズは今後もさらに増加すると予想されることから、新工場を建設する。浜松工場に加え、三重県津工場、中国江蘇省常州工場の3拠点の定時生産能力を2030年には年産234万台に引き上げ、中長期的な生産数量増加の要望に十分に対応できる体制を整える。

 今後は、静岡県内での取引先の探索や災害時の近隣地域へのインフラ提供を通して、地域の活性化にも取り組むとしている。

■ 新工場概要

名称:ナブテスコ(株)浜松工場
所在地:静岡県浜松市北区都田町川山地区(第三都田地区工場用地11区画)
投資額:約470億円(2022年~2026年)
延床面積:181,700㎡
生産品目:精密減速機
生産能力:定時生産能力年産120万台(2030年時点)
着工:2022年9月
竣工予定:2023年9月
稼働開始時期:2023年10月

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