味の素は9月28日、神奈川県川崎市にある工場跡地を譲渡すると発表した。

　同社は2020-2025中期経営計画で、重点事業に成長投資を集中し、構造改革により非重点事業の割合を縮小するとともに、グループ内のリソースアロケーションを行っていくアセットライト化を推進しており、同施策の一環として同社グループの保有する固定資産の一部（遊休資産）を譲渡する手続きを開始する。

　土地面積は46,732.81㎡。延床面積は31,086.66㎡。帳簿価額は69億円。現況は遊休資産。譲渡先は、今後、競争入札により確定するとしている。