ヒロセ電機、盛岡市に「東北アドバンスト・テクノロジーセンター」建設
2022年10月4日
ヒロセ電機は9月30日、岩手県盛岡市との間で土地取得契約を締結し、生産技術開発拠点を建設すると発表した。
今回、モノづくり力の強化を推進するため、同社グループの国内生産拠点(岩手県宮古市、一関市、福島県郡山市)からアクセスのよい盛岡市に先進的な生産技術開発拠点「東北アドバンスト・テクノロジーセンター」を建設する。
同センターには、生産技術、工場、協力会社からエンジニアを集め、制御を含めた電気・ソフトの総合的な技術力向上を図り、設備開発力を強化していく。
新拠点設立に合わせ、ヒロセ電機の設備開発協力会社であるエー・ディー・ディー社を子会社化し、同社の人材の知見を活かしてメカトロニクスと制御の能力を最大限に引き出し、高いパフォーマンスで稼働させる生産設備の開発に取り組むことにより、製造リードタイムの短縮と量産技術の向上を図る。
また、開発だけではなく、最新の生産技術を学ぶ場としての機能を備えることにより、グローバルでメカトロニクスと制御設計者の育成に取り組んでいく。
■ 開発拠点概要
名称:東北アドバンスト・テクノロジーセンター
所在地:岩手県盛岡市道明地区
初期投資額:約15億円(概算)
土地面積:6,983㎡
建築面積:2,040㎡
土地売買契約締結:2022年9月29日
立地協定調印式(予定):2022年10月4日
着工予定:2023年2月
稼働予定:2024年3月