ダイハツ工業、インドネシアに新工場
2022年10月12日
ダイハツ工業は7日、インドネシア現地法人のアストラ・ダイハツ・モーター(以下:ADM)が、スンター工場第1ラインをリニューアルし、カラワン工場第2ラインとして設立すると発表した。
スンター車両工場第1ラインは設立から27年が経過しており、SDGsの実現に向けた将来的な改修に対して敷地面積が不足するなどの困難が予想されることから、ADMはカラワン車両工場(西ジャワ州)第1ラインの隣接地に新たに第2ラインとして設立する。
新工場では、生産性を向上させ、スポット溶接の自動化拡大や塗装効率の向上、人間工学に基づいた組立工程、スムーズな物流といった優れた最新の生産技術を採用する。さらに、工場の屋根には2,100kW分の太陽光パネル約3,600枚を設置することで、年間約20%のCO2排出量の低減を図る。
■ 新工場概要
所在地:インドネシア・西ジャワ州カラワン スルヤチプタ工業団地内
敷地面積:224,529㎡(カラワン車両工場全体 940,012㎡)
投資額:約2兆9,000億ルピア(約275億円) ※1ルピア=0.0095円で換算
生産能力:14万台/年(ADM全体:53万台/年(変更無し))
リニューアル工程:ボデー、塗装、組立、物流等
稼働開始予定:2024年12月