ピエトロは13日、福岡県古賀市の取得済み用地に新工場を建設すると発表した。

　福岡県古賀市・福岡食品加工団地に、ピエトロ最初の製造工場を竣工してから32年が経過。商品の販売拡大に伴い、生産量と生産品目が拡大してきたため、新製造工場を建設する。

　新工場では、現在3工場に分散している生産の集約などによる生産性の向上に加え、現工場の老朽化を鑑み、新工場での生産に切り替える。また、充填、包装、出荷業務などを省力化設備を導入する。加えて、最適なスペース・動線で工場内物流を改善する。

　生産工程は、たまねぎを人の手で切り、人の目で状態を確認するなど、おいしさへのこだわりを継続する。レトルトパスタソースも、具材を炒めて煮込むのは丸釜での直火調理。近年成長著しい冷凍シリーズのパスタやドリア、ピザ、グラタンなども人の手で調理する生産を継続する。

　その他、工場見学コース、レストラン、ショップも併設する。また、工場建屋の屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光による自家発電を行う他、グリーン電力の導入も並行して進め、100％再生可能エネルギーで稼働する計画。