工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

SEミート宮崎、西都市に輸出用食肉加工工場/37億円投資

2022年10月18日

 食肉加工業のSEミート宮崎(宮崎県西都市)は、西都市大字岡富に食肉処理施設を建設する。10月3日、西都市と立地協定を締結した。

 今回、県内で初めてとなるハラール認証基準を満たした食肉処理施設を建設することで、イスラム圏域諸国への輸出拡大を図る。宮崎牛や国産牛の認知度向上や新たな市場の開拓による消費拡大を目指す。

 ハラール圏域のイスラム諸国では、現在、インバウンドや技能実習生を通じて、日本食文化が浸透するとともに、外食や小売での日系企業の進出を契機として、ジャパンブランドの牛肉需要が増加しているという。

■ 新工場概要

工場名:(株)SEミート宮崎
所在地:宮崎県西都市大字岡富1500番地
設備投資額:37億7346万円(2022度)
敷地面積:10,261.40㎡
建築面積:3,163.30㎡
延床面積:4,512.16㎡
新規雇用者:66人(2024年度54人、2026年度9人、2027年度3人)
事業内容:牛のと畜解体から内臓、副産物処理と部分肉製造処理
売上計画:2024年度/5億9216万円
    :2025年度/8億5608万円
    :2026年度/12億3431万円
    :2027年度/12億2255万円
    :2028年度/11億7551万円
着工予定:2022年11月1日
完成予定:2023年12月15日
操業開始予定:2024年4月1日

このエントリーをはてなブックマークに追加