松田産業、北九州に貴金属リサイクルの新工場
2022年10月19日
松田産業は18日、北九州市向洋町の取得済み用地に貴金属リサイクルの新工場を建設すると発表した。
九州は同社の顧客であるエレクトロニクス産業の一大拠点であり、顧客により近い場所で質の高いサービスの提供を目的に、同地への進出を決定した。
北九州市は都市と自然が共存している地域であり、ゼロカーボンシティを表明するなど、環境負荷低減に対する市政の取り組みが強いことに加え、北九州市が保有する利便性の高い物流網を活かしたモーダルシフトによるCO2削減、風力発電をはじめとした再生可能エネルギーの利用など、エコファクトリーを目指す同社にとって必要不可欠なインフラが整備されており、効率的かつ迅速に事業を拡大できると判断した。
■ 新工場概要
所在地:福岡県北九州市若松区向洋町
投資額:土地/13億7,600万円
:建物・設備/25億円前後の予定(第1期)
土地面積:59,847㎡
使用面積:約30,000㎡(第1期)
主たる事業:半導体・電子部品製造メーカー様、および消費市場から発生する貴金属・非鉄・レアメタル含有原料の環境負荷低減を加味した高度リサイクル
今後の展開:第1期/貴金属スクラップのロジスティクス機能および原材料の一次処理
:第2期/市場動向、顧客ニーズにより適切な設備投資を順次展開予定
雇用人数:第1期/約30名
:第2期/事業拡大とともに順次増員していく予定
着工予定:2023年度
竣工・稼働予定:2024年度(第1期)