明電舎、中国・浙江省で第2ライン竣工
2022年10月27日
明電舎は25日、100%子会社の明電舎(杭州)駆動技術有限公司が「第2ライン」として建設を進めていた工場が完成し、竣工式を行ったと発表した。
明電舎(杭州)駆動技術有限公司は、中国市場におけるEV事業拡大のため、明電グループで海外初となるEV駆動ユニットの生産・販売拠点として、2019年5月に設立した現地法人。
第1ラインは、EV用モーター/ジェネレーターの生産ラインとして2020年10月に竣工を迎え、2021年10月より本格稼働をしている。竣工した第2ラインは、EV用モーター・インバーター一体機の生産ラインを備え、当面は年産10万個規模での稼働を予定している。2023年度中に量産開始を計画しているこの新ラインを加え、明電グループでは、日本と中国でEV駆動ユニット年産約100万個の体制が整う。
■ 新工場概要
所在地:中華人民共和国浙江省杭州市(明電舎(杭州)駆動技術有限公司)
事業内容:EV・PHEV用モーター・インバーター等の製造・販売
生産能力:年産10万個
竣工:2022年10月24日
量産開始予定:2023年度中