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住友重機械イオンテクノロジー、愛媛県西条市の新工場が竣工

2022年10月28日

 住友重機械イオンテクノロジーは26日、愛媛県西条市に建設を進めていたイオン注入装置の新工場が竣工したと発表した。

 世界の半導体市場規模は5G・6GやAI、新型コロナウイルスによるIT需要増の影響もあり、今後も堅調に伸びると見込まれている。

 その中でも同社のイオン注入装置の主要マーケットであるイメージセンサーはスマートフォン、電気自動車・自動運転などの需要を追い風に当面は高い成長率を維持すると予想されている。

 今回新工場を建設により、さらなる事業拡大や生産と物流の効率化を図る。

※イオン注入装置は、半導体素子構造の材料となるシリコンウエハに、加速させたイオンを注入する装置。パソコン・スマートフォン・車などをはじめとして、さまざまな電気製品の中に搭載されている半導体デバイスの製造に不可欠な製品。

■ 新工場概要

所在地:愛媛県西条市今在家1501
投資総額:約120億円
建築面積:21,835.94㎡
延床面積:38,394.64㎡
生産品目:イオン注入装置
生産能力:既存設備と合わせて現状の2倍
竣工:2022年10月26日

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