神崎高級工機製作所、新試験棟が稼働
2022年10月31日
ヤンマーホールディングスは27日、グループ会社の神崎高級工機製作所(兵庫県尼崎市)が新試験棟「K-TEC EL」を11月から稼働させると発表した。
神崎高級工機は、乗用芝刈り機、トラクターや建設機械などの産業機械向けトランスミッションや、マリンギア、工作機械の開発・製造を行っている。
新試験棟では、電動トランスミッションに特化した性能と耐久試験を行う。最新の試験設備の導入により電動商品の信頼性を確立し、開発スピードを加速させる。また、「魅せる試験棟」をコンセプトに、試験の様子が見学できるルートを2階に設置し、最新の技術と高品質なものづくりの現場を見学できるようになっている。
■ 新試験棟概要
名称:「K-TECEL」
所在地:兵庫県尼崎市猪名寺2-18(神崎高級工機製作所)
建築面積:626.66㎡
延べ床面積:1,089.81㎡
主な試験内容:電動トランスミッションの性能と耐久試験
竣工日:2022年9月28日
稼働開始予定:2022年11月