工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

パナソニック エナジー、⽶国カンザス新工場建設が正式決定

2022年11月1日

 パナソニック エナジーは10月31日、計画している⽶国カンザス州の⾞載電池新工場建設について正式に決定したと発表した。

 世界的に電気⾃動⾞(EV)シフトが加速するなか、⾞載電池への需要に対応するため、同社は北米での⾞載電池の供給体制の強化に向けて検討を進めている。その一環として、カンザス州デソトに製造工場を建設し、足元で顧客から需要が高い既存の⾞載⽤円筒形リチウムイオン電池「2170」の生産体制を増強する。新工場はネバダ州に続く同社の米国における⾞載電池の第2工場となる予定。

 2022年11月から工場建設を開始し、2024年度中の量産開始を目指しており、新工場の初期の生産能⼒は30GWh程度を予定している。今後も継続して北米における⾞載⽤円筒形リチウムイオン電池のラインナップ強化と生産能⼒の拡⼤を目指す。

■ 新工場概要

所在地:米国カンザス州
事業内容:⾞載⽤円筒形リチウムイオン電池の製造
着工:2022年11月
量産開始予定:2024年度中

このエントリーをはてなブックマークに追加