マイクロカット、鹿児島県霧島市に第10工場建設
2022年11月1日
光通信用精密金属部品など製造するマイクロカット(鹿児島県霧島市)は、国分上野原テクノパークに新工場を建設する。
現在、日本をはじめ各国で、5G(第5世代)規格の通信機器へのニーズが急速に拡大したことに伴い、光通信ネットワークを構成する光伝送装置は、高速化・大容量化が求められている。
同社では、今後更なる経営の安定化を図ることを目的に、光通信機器に関連する金属部品加工の生産体制強化や、新たに展開予定の半導体製造装置用の部品加工に対応するため、第10工場の増設を決定した。
同社は2003年に光通信用精密金属部品や通信機器部品を製造する会社として設立。現在では光通信業界や電子部品業界において、日本有数のマシニング保有台数を誇るサプライヤーに成長している。
また、徹底した加工技術の標準化の推進を経営方針に掲げるとともに、従業員の年功序列を排し、技術や知識の習得度合いにより待遇やポジションを決定するMCマイスター制度を導入した組織運営を行うなど、顧客の信頼に技術と品質で応える取組を行っている。
■ 新工場概要
工場名:マイクロカット(株) 第10工場
所在地:鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク3番17号他(既存工場敷地内)
投資予定額:20億円(工場と生産設備等の増設)
建物面積:1,100㎡
事業内容:半導体製造装置用部品加工、光通信機器関連金属部品加工
生産計画:12億円(初年度)
新規雇用者:30名
着工予定:2022年11月1日
操業予定:2024年8月1日