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川西倉庫、神戸港六甲アイランドに新倉庫建設/特定用途港湾施設整備事業

2016年3月18日

 国土交通省は15日、神戸港六甲アイランド地区で梱包等の流通加工機能を備えた倉庫を建設する川西倉庫へ、全体事業費約10億円のうち3億円を無利子で貸付けを行うことを決定したと発表した。

 国土交通省では2014年に港湾法を改正し、民間事業者による国際戦略港湾における流通加工機能を備えた荷さばき施設(上屋)や保管施設(倉庫)の整備に対する無利子貸付の制度を創設した。

 無利子貸付制度の適用は、今回が全国で初めてであり、同社倉庫の建設により、国際戦略港湾におけるコンテナ貨物の需要の創出(年間約500TEUの創貨効果)や、阪神港(神戸港)での食品や機械製品等のコンテナ貨物の需要創出が見込まれ、基幹航路の維持・拡大が期待されている。

■ 新倉庫概要

所在地:兵庫県神戸市東灘区(六甲アイランド地区)
総事業費:約10億円(無利子貸付金 国・3億円 神戸市・3億円)
敷地面積:約10,000㎡
延床面積:約8,200㎡
構造:鉄骨造2階建て
施設概要:梱包等の流通加工機能を有する倉庫
事業期間:2015年度~2016年度

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