小林製薬、大阪工場を閉鎖
2022年11月16日
小林製薬は14日、大阪工場(大阪府大阪市)の生産機能を閉鎖すると発表した。
小林製薬グループでは、2020年-2022年中期経営計画テーマ「国際ファースト」に基づき、将来を見据えた投資などを含めた最適な生産体制の構築を進めている。
22年3月にはグループ会社の富山小林製薬で新漢方棟が稼働、同年6月には仙台小林製薬敷地内で各国法規制に対応した医薬品工場を着工している。
大阪工場は、1940年より日用品や食品の製造拠点として操業。最適な生産体制を検討するなかで、現在の製造品目を協力会社へ生産委託することにより、さらなる生産効率の改善ができると判断し、生産機能を閉鎖する。
大阪工場の従業員については、雇用維持を最優先として、同社グループの拠点へ配置転換(異動や転籍)を進めていく。2023年には、協力会社での生産を開始し、それにともない大阪工場における生産を終了する予定。
■ 大阪工場概要
所在地:大阪市淀川区三津屋南3-13-35
事業内容:日用品、食品の製造
生産終了予定:2023年