三井化学、千葉県袖ケ浦市に研究開発拠点/50億円投資
2022年11月17日
三井化学は15日、千葉県袖ケ浦市の「袖ヶ浦センター」内に研究開発拠点を建設すると発表した。
新棟建設により、研究開発部門や生産・技術部門のデジタルサイエンスの専門家、エキスパート人材を集結させ、同社研究者と交流することでシナジーを発揮させ研究開発DXを加速させる。
また、プロジェクトルームを設置し、最先端デジタルコミュニケーションツールを導入することで、遠隔地とのリモートによるシームレスな共創を実現し、オープンイノベーションを促進する。
施設は、デジタルサイエンスの基盤として、総演算性能(倍精度理論最高値)PetaFLOPS級マルチアーキテクチャのハイパフォーマンスコンピューティング環境の構築に加え、太陽光発電設備、Low-E複層ガラス、高効率空調、BEMS(Building and Energy Management System)他を導入し、環境に配慮したサスティナブルな次世代型研究施設とする。
■ 研究開発拠点概要
正式名称:デジタルサイエンスラボ(英語表記 Digital Science Lab.)
所在地:千葉県袖ケ浦市長浦580-32(袖ヶ浦センター)
投資額:約50億円
着工予定:2023年6月
完工予定:2024年10月
供用開始予定:2024年10月