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保土谷化学工業、韓国・忠清北道にバイオ棟

2022年11月17日

 保土谷化学工業は8日、韓国グループ会社のSFC CO., LTD.(以下:SFC)が次世代事業を見据えた、バイオ事業の更なる拡大を目的として、韓国・忠清北道に、本社機能を含む、R&Dと生産設備を有したバイオ棟を新設すると発表した。

 SFCのバイオ事業は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に使用する「診断用オリゴ製品(PCR診断キット用材料)」として複数のPCR診断キットに採用され、販売を拡大してきた。

 SFCが開発・製造・販売する「診断用オリゴ製品」は、将来的に「製薬用オリゴ分野」へシフトしながら拡大を見込んでいる。

 具体的には、診断用オリゴ製品の開発・製造で培った技術を応用し、次世代医薬品である「核酸医薬分野」の製品の製造を目標としている。製薬用オリゴ(核酸医薬)の市場は、世界的に拡大することが予想され、同社グループの有機EL事業に次ぐ第2の柱として育成していく。

■ 新棟概要

所在地:韓国・忠清北道清州梧
事業内容:診断用オリゴ製品の製造

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