ミズノ、大阪市住之江区の研究開発拠点が稼働
2022年11月18日
ミズノは8日、大阪市住之江区の本社敷地内に建設を進めていた研究開発拠点「MIZUNO ENGINE」が稼働を開始すると発表した。
施設は、縫製室や接着・塗装室、3D工作室など開発品を「つくる」ための空間、環境試験室や衝撃試験室など開発品を「はかる」ための空間、体育館や陸上トラック、人工芝など開発品を「ためす」ための空間がある。一つの施設内で、シューズ、アパレル、用具の開発を同時に行うことができる。
野球やゴルフ、ライフスタイル品など多種多様な製品を一か所で開発することで、用具開発の技術をシューズ開発に活かすなど、技術の融合が期待できることに加え、サンプルの試作や検証といった試行錯誤のサイクルをより短時間で行うことができ、研究開発スピードを向上させる。
また、開発設備だけでなくフリーアドレスのオフィスエリアや交流スペース、会議室を併設。シューズ、アパレル、用具の開発に携わる研究開発部門以外の全グループ社員も自由に働くことが可能。多種多様な専門性の高い社員が集結し、組織の垣根を超え、社員同士の知見や意見の交換、アイデアの共有、発想の転換を活発に行うことができる空間を整えている。
■ 研究開発拠点概要
名称:イノベーションセンター「MIZUNO ENGINE(ミズノエンジン)」
所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35号
総事業費:約50億円
延床面積:約6,500㎡
フロア構成:地上2階
稼働開始:2022年11月