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サンノプコ、名古屋工場で高機能分散剤の増産

2022年11月21日

 三洋化成工業は7日、子会社で工業用薬剤を製造するサンノプコが名古屋工場(愛知県東海市)で高機能分散剤の生産能力を増強すると発表した。

 高機能分散剤は、水系建築・工業塗料用の顔料分散剤、リチウムイオン電池やセラミックコンデンサなど電子材料用スラリーの分散剤など、様々な用途に用いられている。

 今後も需要拡大が見込まれる中国・東南アジア市場における水系建築・工業塗料と全世界的なリチウムイオン電池、セラミックコンデンサ等電子材料用分散剤の需要に対応するため、生産能力の増強を決定した。

 投資額は約4億円で、現在の生産場所であるサンノプコの名古屋工場に新たに生産設備を設置し、2024年上期の稼働を予定している。

■ 設備投資概要

所在地:愛知県東海市新宝町31-1(名古屋工場)
投資額:約4億円
生産品目:高機能分散剤
稼働予定:2024年上期

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