ブリヂストン、コスタリカで小型トラック用タイヤの増産
2022年11月24日
ブリヂストンは21日、米州グループ会社ブリヂストンアメリカスインクが、コスタリカでの乗用車用と小型トラック用タイヤの生産能力を増強すると発表した。
投資額は約250百万ドル(約363億円)。これにより、2026年までにサンホセ工場の生産能力は36%増加し、日産11,000本から15,000本になるとともに、新たに160人の雇用を創出する。
今回のサンホセ工場の生産能力増強は、北米・中南米を合わせた米州地域の乗用車用高インチタイヤの地産地消体制を強化し、さらに「EV時代の新たなプレミアム」として位置付けているEVへの装着に最適なタイヤ基盤技術―ENLITEN技術搭載タイヤへの生産へも対応する。
また、将来のグリーン&スマート工場化も見据え、新たな自動化設備や生産技術を採用している。石油ボイラーから電気ボイラーへの交換を行い、エネルギー資源をより効率的に使用することで、カーボンニュートラル化に向けた取組みを加速させる。
■ 設備投資概要
所在地:コスタリカ共和国エレディア州ベレン(サンホセ工場)
投資額:約250百万ドル(約363億円)
生産品目:乗用車用及び小型トラック用ラジアルタイヤ
生産能力:日産11,000本→15,000本(36%増)
新規雇用予定:160人
稼働開始予定:2026年