グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、GLP川島を着工
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)【本社:東京都港区】は15日、埼玉県比企郡川島町にマルチテナント型の物流施設「GLP川島」の起工式を行うと発表した。
「GLP川島」は地上4階建て、約49,000㎡(メザニンを追加した場合:約54,000㎡)の先進的物流施設で、東北自動車道まで延伸した圏央道の「川島IC」に隣接し、関越自動車道、東北自動車道への接続にも至便な上に国道254号線も利用可能な立地。
これらの道路を使い分けることによって、広域配送に加え、地域内配送や都心配送へのオペレーションが可能となる。
「GLP川島」は1、2、4階が倉庫部分で、3階は事務所エリアのみだが、Eコマースやアパレル企業など天井高を必要としないテナント企業の場合、要望によりメザニン(中2階)フロアとして3階を追加することができ、保管機能を重視するテナント企業の場合は、メザニンを設置せずに7.5mの天井高を有効利用できる。
また1階部分は土地の高低差を活かして高床低床両方のバースを設置すると同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに2.5トンのフォークリフトが走行可能な構造となる。
さらに、同施設は、全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備え、水害対策として非常用発電機を含む電気室を2階と3階に設置するBCP対応や制振ブレース構造を採用するなど安全性を確保した上で、コスト面の配慮を加えているとしている。
■ 新物流施設概要
施設名:GLP川島
所在地:埼玉県比企郡川島市
投資額:約84億円
敷地面積:約27,000㎡
延床面積:約49,000㎡(メザニンを追加した場合:約54,000㎡)
着工:2016年3月
竣工予定:2017年4月