バンドー化学、和歌山工場に太陽光発電設備
2022年12月1日
バンドー化学は11月21日、和歌山工場(和歌山県紀の川市)の屋根で工事を進めていた太陽光発電設備の設置が完了したと発表した。
和歌山工場では、2010年にも発電能力約150kWの太陽光発電設備を導入しており、今回導入した設備と合わせると同工場の電源構成における太陽光発電の比率は約12%に相当し、CO2削減量は183t-CO2/年(工場全体で約7%の削減)となる。
同社では、国内全工場に太陽光発電を導入しているほか、グループ各社でも、2021年4月にBando Manufacturing(Thailand)Ltd.(タイ)、また今年8月にはBando(India) Pvt.Ltd.(インド)のバンガロール工場に太陽光発電設備を導入するなど、クリーンエネルギーの活用を積極的に進めている。今後も引き続き、CO2排出量の削減など気候変動への対応を進めていく。
同社は、2050年までにバンドーグループのCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けて、クリーンエネルギーの活用などを推進している。
■ 太陽光発電設備概要
設置場所:和歌山県紀の川市桃山町最上(バンドー化学 和歌山工場)
発電能力:約200kW
年間発電量(予測):約320MWh/年(工場が使用する電力の約8%に相当)
CO2削減量:128t-CO2/年(工場全体で約5%の削減)