北興化学工業、北海道の除草粒剤新工場が稼働
2022年12月2日
北興化学工業は1日、北海道工場(北海道滝川市)内に建設を進めていた新工場が稼働を開始したと発表した。
今回、農薬事業においての製造原価低減のため、北海道工場内に新工場を建設し、除草粒剤の製造拠点を統廃合する。
新工場は「高効率化・省力化・環境対策」をコンセプトとし、原料の投入や製品の包装・積込などの自動化設備を配置するとともに、脱臭能力を強化した洗浄塔など環境にも配慮した設備を備えている。
また、新工場で高拡散性粒剤「楽粒」等の付加価値の高い新製剤を生産し、農家におけるトータル生産コスト低減をサポートしていく。
■ 新工場概要
所在地:北海道滝川市北滝の川1470番地(北海道工場内)
設備投資額:約32億円(建物、設備)
資金調達:自己資金
建築面積:約2,965㎡
延床面積:約5,164㎡
構造:鉄骨造 4階建て
主要生産設備:造粒ライン、包装ライン、製品倉庫など付帯設備
稼働開始:2022年12月1日