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日本電産エレシス、ブルガリアの開発センターが開所

2022年12月8日

 日本電産は6日、子会社の日本電産エレシスがブルガリア共和国ソフィア市で開発センターの開所式を行ったと発表した。

 欧州の環境規制強化や主要国での自動車のCO2排出量規制厳格化を受けた同社の車載向けインバータとECUの需要拡大を受け、欧州での開発体制を構築するため、ブルガリアへ開発センターを設立した。

 ブルガリアには英語が堪能で車載電子機器の開発経験が豊富な人材が多数おり、すでに40名のエンジニアを採用しているが、将来的には100名規模への拡大を計画している。同拠点はマザー開発拠点である日本電産エレシス本社や宇都宮開発センターと連携しつつ、欧州地域における顧客からの要望に基づいた技術開発を担う。

 日本電産エレシスはセルビアに新工場を建設中で、今回の開発センター設立により欧州地域における開発・生産体制が整備される。また、すでに進出しているその他Nidecグループ各社とも連携し、同地域での効率的なサプライチェーン構築を進めていく。

■ 開発センター概要

会社名:Nidec Elesys RnD Europe Bulgaria(日本電産エレシス R&D ヨーロッパブルガリア有限会社)
所在地:ブルガリア共和国ソフィア市(ブルガリア首都)ソフィアエアポートセンター内
事業内容:車載向けインバータ及びオンボード・オフボードチャージャーの開発
人員規模:40人(立ち上げ時)
開所:2022年12月2日

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