ネスター、島根工場内に第三工場建設
2023年1月4日
ホシザキの子会社でフードサービス機器等を製造するネスター(愛知県大府市)は12月26日、島根工場内に新工場(第三工場)を建設し、本社(本社機能と本社工場)を移転すると発表した。
今回、島根工場全体のライン刷新を行い、総生産規模を2倍程度に引き上げる。現在、愛知県の本社工場で生産している製品を島根工場に移管する。また、ホシザキから新たな製品の受入れも可能となる。分散していた製造拠点を集約させることで、スケールメリットを活かし、既存設備の有効活用も出来るなど大幅な生産性向上を実現し、収益体質の強化を図る。
新工場建設費に工場移転費用を含めた総投資額は約10億円。建屋面積は2,400㎡。2022年12月に着工し、2023年秋に完成予定で、2024年1月には本社機能と本社工場の集約を完了させ、2024年2月からの本格稼働を目指す。
本社移転後は、島根県雲南市に本社を置く企業となり、島根事業所の従業員数は、現在の約50名から、100名程度となる見込み。
■ 新工場概要
所在地:島根県雲南市加茂町南加茂706-5(島根工場)
総投資額:約10億円
建屋面積:2,400㎡
総生産規模:現状の2倍程度
従業員数:100名程度(現在約50名)
着工:2022年12月
完成予定:2023年秋
本格稼働開始予定:2024年2月