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ブラザー工業、星崎第13工場が完成

2023年1月16日

 ブラザー工業は11日、星崎工場(名古屋市南区)で建設を進めてきた新工場棟「星崎第13工場」が完成し、1月11日に竣工式を行ったと発表した。

 星崎第13工場は、延べ床面積約12,700㎡の3階建てで、BCP(事業継続計画)の一環として建設し、ブラザーグループの建物では初の免震構造を採用している。また、複数の施設に分散していたインクジェットプリンター用の重要部品の生産とクリーンルームを集約することにより、星崎工場全体の作業効率向上を実現する。

 さらに、一部の加工装置の自動化を実現することで、効率的かつ安定的な部品生産を可能にしている。屋上には太陽光パネルを設置しており、工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄われ、年間で約60トンのCO2排出削減を実現する。

■ 新工場概要

所在地:愛知県名古屋市南区浜田町5-1(星崎工場敷地内)
延床面積:約12,700㎡
構造:鉄筋コンクリート3階建て
施設用途:インクジェットヘッドおよび関連部品の生産施設等
着工:2020年8月
竣工:2022年1月11日
稼働開始:2023年1月

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