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東洋合成工業、千葉工場に120億円投資

2023年1月17日

 東洋合成工業は16日、千葉工場内に計画していた第4感光材工場の新製造設備増設の詳細が決定したと発表した。

 今後の持続可能な脱炭素社会の実現に向けて、あらゆるデバイスの最適運用が必須とされ、リアルタイムネットワークの大容量化、AIの活用も企図され、電子デバイスや半導体が未来の社会インフラを担うと期待されている。

 特に半導体分野では今後10年で2倍以上の市場成長が予測され、世界各国ではすでに戦略的投資競争が加速し、より高性能な電子デバイスの実現に向け多くの機能性材料の供給拡大が望まれている。

 今回、長年培ってきた高純度合成、精製技術に磨きをかけ、急増する需要と顧客品質を満たす安定供給体制を強化する。千葉工場の先端半導体向け材料の生産能力は2022年3月期比で最大1.8倍の規模となり、今後さらに拡大が見込まれる需要と最先端品質を満たす安定供給体制を実現する。

■ 設備投資概要

名称:東洋合成工業 千葉工場 第4感光材工場Ⅱ期工事(仮称)
所在地:千葉県香取郡東庄町宮野台1番51号
投資額:約120億円
主な生産品目:先端半導体に対応した感光材、ポリマー製品
生産能力:2022年3月期比 最大1.8倍
延床面積:3,483㎡
着工予定:2023年4月
完成予定:2024年7月

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