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住友ゴム工業、南アフリカ工場でトラック・バス用タイヤの生産設備新設

2016年3月25日

 住友ゴム工業(東京都江東区、兵庫県神戸市)は24日、急速な経済成長に伴うアフリカ市場におけるタイヤ需要拡大に対応するため、南アフリカ工場でのトラック・バス用タイヤの生産設備の新設を行うと発表した。総投資額は約66億円。生産開始は18年7月を予定。

 近年、急速な経済成長に伴って増加するアフリカ市場でのタイヤ需要は、今後もさらなる成長が見込まれている。南アフリカ工場ではこれまで、乗用車・ライトトラック用タイヤの生産を行っており、14年に高性能タイヤを初めとする生産能力の増強と品質向上を目的として、約80億円の投資計画を発表した。今回、トラック・バス用タイヤの生産設備を追加で新設するため、約66億円の設備投資を行う。

 現在、トラック・バス用タイヤについては輸入販売を行っているが、今回、トラック・バス用タイヤの生産設備を保有することで、現地での安定供給が可能となる事から、アフリカ市場におけるタイヤ販売事業の一層の強化を図るとともにグローバル展開を加速させる。

■ 設備投資概要

会社名:Sumitomo Rubber South Africa (Pty) Limited
所在地:南アフリカ共和国クワズール・ナタール州レディスミス(南アフリカ工場)
投資額:9.1億ランド(約66億円)※1ランド=7.3円で換算
生産品目:トラック・バス用タイヤ
生産開始予定:2018年7月

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