J-MAX、中国子会社に新プレスライン導入
2023年2月1日
J-MAXは1月31日、連結子会社の広州丸順汽車配件有限公司(以下:広州丸順社)に新プレスラインを導入すると発表した。
同社は現中長期5か年経営計画(2019年3月期~2023年3月期)で、電動化部品事業を次の10年に飛躍する戦略事業の位置づけとし、電動化部品の受注拡大と競争力の強化を図っており、特に広州丸順社では、寧徳時代新能源科技股份有限公司(CATL)等の車載電池シェア上位を誇る企業との取引を開始するなど電動化部品事業の拡大を進めてきた。
今後も、カーボンニュートラルの実現に向け、特に電動化が先行する中国では自動車の電動化が更に加速することが見込まれており、バッテリーケースの大型化に加え、電動化部品の超ハイテン使用拡大に対応し、2024年3月期から始まる次期中期経営計画における更なる電動化部品の受注拡大を図るため、新プレスラインの導入を決定した。
■ 設備投資概要
設置場所:中華人民共和国広東省広州市(広州丸順社)
投資額:約100百万元(約19億円)
新ラインの内容
プレス機5台を設置したオートタンデムプレスライン
・汎用ロボットにてプレス間の搬送を自動化
・超ハイテン部品、非鉄金属対応を可能とした仕様
・既存3000tプレスの1.5倍の製品サイズとTOTAL5800tの荷重能力(大型部品対応)
稼働開始予定:2024年3月