ブリヂストン、インドネシアに新工場/自動車用防振ゴム製造
2015年7月6日
ブリヂストンは6日、インドネシアで自動車部品の製造・販売を行うピーティー アストラ オートパーツ ティービーケー(PT Astra Otoparts Tbk)と自動車用防振ゴムを生産する合弁会社設立のための合弁契約を締結し、新工場を建設すると発表した。
同社によると、自動車用防振ゴムとは、自動車のエンジンや足回りに装着し、音と振動を制御することにより、車の静粛性や乗り心地の改善に寄与するゴム部品。同社グループは現在、自動車用防振ゴムの製造拠点を5カ国7か所に保有しているが、さらなるグローバル展開を図るためには、ASEAN地域における主要な自動車生産国であるインドネシアに生産拠点を保有することが不可欠であると考え、今回の決定に至ったとしている。
■ 新工場概要
会社名:ピーティー ブリヂストン アストラ インドネシア(PT. Bridgestone Astra Indonesia)
所在地:インドネシア 西ジャワ州 プルワカルタ
投資額:約16億円
生産品目:自動車用防振ゴム
生産開始予定:2016年1月
新合弁会社株式数比率:株式会社ブリヂストン 51% アストラ オートパーツ社 49%
新合弁会社設立年月日:2015年8月予定