日建ラス工業、鹿児島工場を増設
2023年2月21日
金属製品加工などを行う日建ラス工業(大阪府大阪市)は、鹿児島工場を増設する。2月9日、霧島市と立地協定を締結した。
増設により、需要が増加している精密マイクロラス製造における生産体制の強化と高精度の金型製作を行う。
同社は、精密金属金網製造技術を生かし、化学プラント電極用基材や二次電池用電極芯材の製造をはじめ、自動車エアバックフィルター用精密ラスや、リチウム一次電池用マイクロラスの製造など幅広い分野で事業展開を行っている。
鹿児島では、1993年に鹿児島工業団地(現:久留味川工業団地)に鹿児島第1工場を、2001年には鹿児島第2工場を増設し、生産体制の充実・強化を図りながら、事業規模を拡大している。
■ 工場増設概要
工場名:日建ラス工業(株)鹿児島第3工場
所在地:鹿児島県霧島市溝辺町三縄578番5(鹿児島工場敷地内)
投資予定額:約5億3200万円
建築面積:1,971.95㎡(延床)
事業内容:新エネルギー分野・EV関連部品の製造など
新規雇用予定:12名
生産計画:約2億円(初年度)
着工:2023年1月
操業予定:2023年9月