Rapidusは2月28日、最先端半導体工場の建設予定地に、北海道千歳市を選定したと発表した。

　Rapidusは、昨年12月にIBMとの共同開発パートナーシップ締結を発表。これに基づきIBMの画期的な2ナノメートル（nm）ノード技術のさらなる開発を共同で進め、今回決定した製造拠点に導入する。2025年に試作ライン、2020年代後半に量産ラインの立ち上げを目標としている。

　北海道千歳市は、水、電力等のインフラに加えて、自然環境との調和でも、半導体の生産に最適であることや、従業員が充実した生活ができる環境が整っている。グローバルでの人材交流やエコシステムの発展等、中長期的なポテンシャルがある点を踏まえ、工場の建設予定地とした。