愛工機器製作所、新発田工場でパッケージ基板用コア増産
2023年3月2日
愛知電機は1日、子会社でプリント配線板を製造する愛工機器製作所が、新発田工場でパッケージ基板用コアの生産設備を増強すると発表した。
パッケージ基板用コアは、5G通信やAI、IoTの普及加速を背景に中長期的に需要拡大が見込まれている。
愛工機器製作所は、22年12月に春日井工場(愛知県春日井市)でパッケージ基板用コアの生産能力増強を目的に設備投資(第2期増強計画)を完了した。
また、23年3月に京セラの旧新潟新発田工場の建屋を取得し、新たな生産拠点としてパッケージ基板用コアの製造ライン設置(第3期増強計画)の準備を進めている。
今回の生産設備増強(第4期増強計画)では、新発田工場に追加の設備投資を行い、さらなる生産能力増強を図る。
■ 設備投資概要
設置場所: 新潟県新発田市五十公野字山崎5270(愛工機器新発田工場)
投資額:90億円(2025~2026年度)
設備内容:パッケージ基板用コアの生産設備
稼働予定:2025年7月から順次