シチズンマシナリー、タイ新工場が稼働
2023年3月10日
シチズンマシナリーは8日、タイにある海外主力工場のCITIZEN MACHINERY ASIA CO.,LTD.(以下:シチズンマシナリーアジア)が増床を進めていた新工場棟が完成し、3月8日に開所式を行ったと発表した。
シチズンマシナリーアジアは、シンコムブランド製品初の海外生産工場として2001年に設立した同社の重要製造拠点の一つ。加工棟や組立棟などこれまで5回の増床を行ってきたが、中期経営計画に掲げている「売上高1,000億円に向けた事業基盤の構築」を目指し、更なる生産能力増強のため、今回6回目となる増床工事を実施した。
2022年11月の新工場棟竣工後、タイ工場全体をより効率的なレイアウトに変更し、2023年2月より生産を開始。生産能力は5割増となる月産350台体制へと増強する。
■ 新工場概要
所在地:199, Mu 1, Phahon Yothin Road, Sanap Tuep Sub-district, Wang Noi District, Phra Nakhon Si Ayutthaya Province 13170, Thailand
増床面積:4,275㎡
延床面積:4,475㎡(増床後の総延床面積:27,488㎡)
生産能力:月産350台体制(5割増)
着工:2021年12月
竣工:2022年11月
生産開始:2023年2月