泉工業、千葉の廃棄物処理施設が竣工
2023年3月13日
住友大阪セメントは7日、グループ会社でリサイクル事業を展開する泉工業(栃木県佐野市)が、市川リサイクルセンター(以下:市川RCC)で一般廃棄物処理施設の竣工式を行ったと発表した。
新処理施設では、焼却灰の選別・破砕を行い、処理能力は1日当たり640トンになる。また、処理施設に併設した保管庫は、最大2,600トンの保管容量を有しているため、焼却灰の安定的な受入れが可能となっている。
処理後の焼却灰は、全量を住友大阪セメントグループのセメント工場に運搬し、セメントの原料として再資源化される。工場への運搬は車両輸送だけでなく、市川RCCに隣接する出荷設備である船積バースからの船舶輸送が可能なため、市川RCCの処理施設の稼働により、大量かつ効率的に焼却灰を処理することが可能となり、輸送に伴うCO2の削減にも繋げる。
■ 新工場概要
所在地:千葉県市川市二俣新町22-1(市川リサイクルセンター)
事業内容:焼却灰の選別・破砕
処理能力:640トン/日
竣工式:2023年3月7日