ジャパンディスプレイ、愛知の液晶パネル生産工場を売却
2023年3月13日
ジャパンディスプレイは10日、東浦工場(愛知県知多郡)の建物を、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(以下:SCK社)に譲渡すると発表した。
同社は、競争力強化と収益力向上策の一環として、同工場での液晶ディスプレイの生産を3月に終了し、生産終了後の建物の活用について譲渡を含めた検討を進めていた。
今回、建物の一部における賃貸関係にあるSCK社との合意に至り、譲渡を決定した。また、ジャパンディスプレイは、4月から建物内に「東浦エンジニアリングセンター」を設置し、建物譲渡以降も同拠点で設計や試作・解析等の事業活動を継続する予定。
■ 工場売却概要
所在地: 愛知県知多郡東浦町緒川上舟木50(東浦工場)
資産の名称:東浦工場 建物及び付帯設備
譲渡価額:非公表
帳簿価額:54億円(2023年2月末時点)
現況:液晶パネル生産工場(2023年3月末までに生産終了予定)
物件引渡日:2024年4月1日