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酒井化学工業、鯖江本社にソリューションセンター

2023年3月17日

 産業用プラスチック資材を製造する酒井化学工業(福井県鯖江市)は1日、本社敷地内で建設していたソリューションセンターの竣工式を行ったと発表した。

 今回、今後の事業成長と製品多様化を見据え、本社敷地内にソリューションセンターを新設。延べ床面積1,710.2㎡の3階建てで、本社工場内にあった複合製品部を移設拡充し複合製品工場となる。

 また、本社工場全体の作業効率向上を図るため、工場内に分散していた研究開発用の試作設備とテスト設備をソリューションセンター1階に集約しテスト専用工場として併設している。建物外壁と屋根裏には同社の建材商品である遮熱シート「ラミパックSD」を施工した。

 今後、複合製品工場では多様化する顧客ニーズに対応するため、オーダーメード製品の強化に取り組む。テスト専用工場では研究開発期間のスピードアップを狙う。また、3階には研究開発部門のオフィスを集約し、食堂、多目的ホールを設置している。

■ 施設概要

所在地:福井県鯖江市川去町32-2-1(本社敷地内)
建物延床面積:約1,710.20㎡
構造:鉄筋コンクリート3階建て
施設用途:複合製品の生産施設等
竣工式:2023年3月1日
稼働開始:2023年3月

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