へレウス・エレクトロナイト、恵那西工業団地に新工場
2023年3月31日
分析機器を製造するへレウス・エレクトロナイト(千葉県市川市)は、岐阜県の恵那西工業団地に新工場を建設する。22日、立地協定式が行われた。
同社は、ベルギーにあるHeraeus Electro-Nite International N.V.が100パーセント出資する子会社。製鉄所などの現場で、溶けた金属の分析のために使用するセンサーなどの製造、組み立て、販売を主な事業としている。
今回、災害リスクの低い移転先を探している中で、リニア中央新幹線開業を見据え、名古屋圏の顧客にも近い同地への移転を決定した。
2024年11月の操業を目指し、約50人の全従業員のうち20~30人を地元で雇用する予定。工場建設が終了した後、千葉県から本社を移転する計画。
■ 新工場概要
所在地:岐阜県恵那市(恵那西工業団地)
従業員数:約50人(20~30人を地元雇用)
土地売買契約締結:2023年2月
操業開始予定:2024年11月