菓子等の製造・卸の富澤商店（東京都千代田区）は6日、相模原市橋本台に製造機能に特化した設備を備える新工場を設立すると発表した。

　新工場は、製造現場と倉庫を含む工場全体にコールドチェーンの物流方式を導入することで品質劣化を防ぎ、高品質な商品の提供が可能となる。また、外気を除湿して取り込む陽圧管理で工場内の空気を清潔に保ち、食品衛生管理に適した工場とする。

　2021年6月からHACCP導入と運用の完全義務化に伴い、高い衛生管理水準での食の安全安心を提供できる最新鋭に設備を導入する事で、安定した高品質な商品の製造が可能となり、食品ロスの削減、コストコントロールを実現する。また、ISO取得を前提とした品質管理システムの導入も予定している。