GSユアサ、栗東事業所に太陽光発電設備導入
2023年4月12日
GSユアサは3月28日、栗東事業所に定置用蓄電設備付き太陽光発電設備(発電能力2.2MW、蓄電池容量35.3kWh)を導入したと発表した。
発電量は年間約2,300MWhで、CO2削減量は年間約900トンを見込んでいる。平時にはCO2削減に寄与し、太陽光発電設備による発電量の一部を蓄電することで、災害時には非常用の電源とする。
設備は、長州産業(株)の国産太陽電池モジュール(出力340W、6,531枚)、GSユアサ製のパワーコンディショナ(三相ラインバックαⅤ)と定置用蓄電設備(三相ラインバックマイスター)を採用した。太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、施工、運用、サービスのすべてが国内サプライチェーンから調達した製品で構成されており、国産メガソーラーの信頼性の高さの実証やエネルギーの地産地消につなげる。
設備導入について、環境省の補助事業である「2021年度補正ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」に採択されている。
今後、栗東事業所では同クラスの太陽光発電設備の追加導入を計画しており、他事業所でも太陽光発電設備投資を推進していく。
■ 太陽光発電設備概要
所在地:滋賀県栗東市蜂屋780-1(栗東事業所)
発電能力:2.2MW(年間発電量2,300MWh)
CO2削減量:900トン(見込み)
稼働開始:2023年1月末