BANDAI SPIRITS、静岡のプラモデル生産工場に太陽光発電設備導入
2023年4月12日
BANDAI SPIRITSは5日、静岡県静岡市のプラモデル生産工場「バンダイホビーセンター」の屋上に太陽光発電設備を導入したと発表した。
(株)エンバイオ・ホールディングスと(株)afterFITが出資するMaF合同会社とのPPA事業(電力購入契約)として、バンダイホビーセンターの屋上に出力容量約220kWのソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を購入する。年間の電力自給量は約26万kWhで、電力由来のCO2を年間約130トン削減する計画。
バンダイナムコグループでは「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来のCO2排出量を、実質ゼロとする中長期目標を掲げている。
バンダイホビーセンターでは、2022年7月から再生可能エネルギー由来の電力を購入することで、CO2排出量が実質ゼロの電力を使用するなど、これまでも環境負荷低減に努めてきた。今回の電力自給の施策は、より積極的な環境配慮の取り組みとして導入し、これまでの電力施策と並行して活用していく。
■ 太陽光発電設備概要
所在地:静岡県静岡市葵区長沼500−12(バンダイホビーセンター)
出力容量:約220kW
電力自給量:約26万kWh/年
CO2削減量:約130トン/年(電力由来)
稼働開始:2023年4月