丸住製紙、大江工場に原紙製造設備導入
2023年4月18日
丸住製紙(愛媛県四国中央市)は13日、大江工場に自社製パルプを利用した高品質な衛生用品の原紙を製造する大江4号抄紙機と加工設備が完成し、4月3日から稼働を開始したと発表した。
同社は、2019年に衛生用品事業へ参入し、ペーパータオル(再生紙品)やウェットティッシュなど衛生用品事業の積極的な展開を進めている。大江4号抄紙機の稼働により新たにバージンパルプ100%品の生産が可能となり、食品接触が可能な製品などラインアップの幅を広げる。
新設備は手拭き用から食品接触用途まで幅広い使用用途に対応する製品を生産できる設備。コスト競争力のある既存設備とあわせて、業務用・小売用ともに製品ラインアップの拡充や販売強化によるシェア獲得、衛生用品事業の更なる拡大を進める。
■ 設備投資概要
所在地:愛媛県四国中央市川之江町4085(大江工場)
導入設備:抄紙機・加工設備
生産品種︓ペーパータオル・キッチンペーパー・ティシュペーパーなどの衛生用品の原紙
加工品種︓ペーパータオル・キッチンペーパー等衛生用品
生産能力︓約26,000t/年
稼働開始:2023年4月3日