IHI、ミャンマーに新工場/プレストレストコンクリート製品の製造
2016年3月29日
IHI(東京都江東区)は28日、グループ会社のIHI ASIA PACIFIC PTE. LTD.が、ミャンマー連邦共和国建設省道路局との合弁会社I&H Engineering Co.,Ltdを設立し、新工場を建設すると発表した。
このほど、ミャンマー投資委員会より投資許可を受け、インフラ整備に使うプレストレストコンクリート(以下:PC)製品の新工場建設に着手する。
合弁会社では、強度の高いPC技術により、コンクリート橋桁、スパンパイル(PC杭)、建設資材などを製造する計画。
今後の経済成長が見込まれるミャンマーでの社会基盤建設需要を取り込むとともに、ミャンマーでのPC技術導入・移転の期待に応える。
また、日本と同じく地震国のミャンマーにおいて、高強度のコンクリート製品への潜在需要は高いと見られ、同社グループのコンクリート技術を通して、今後のミャンマーの発展に不可欠な社会基盤の整備に貢献するとしている。
■ 新工場概要
会社名:I&H Engineering Co., Ltd.
所在地:ミャンマー・ヤンゴン地域モビ地区(ヤンゴン中心部から北へ約50km)
敷地面積:約65,272㎡
従業員数:約150名
事業内容:コンクリート製品(橋梁、コンクリート建材、PC杭、ほか)の製造・供給
年間生産能力:5万~7万トン
操業予定:2017年3月