太陽工業、福井工場敷地内に新工場棟2棟建設
2023年5月11日
テント構造物などを製造する太陽工業(大阪府大阪市)は4月26日、福井工場(福井太陽(株)、福井市石新保町テクノポート内、太陽工業の100%子会社)の敷地に、新工場棟2棟を建設し、稼働を開始したと発表した。
新工場棟新設にかかわる設備投資額は約12億円。福井工場は2棟の新設により、延べ床面積が2.2倍(約14,000㎡)になる。
太陽工業は、2025年に開催される大阪・関西万博に向け、関西パビリオンを含む多数のパビリオン建設に参画し、枚方工場をカスタマイズ製品工場に特化させる。従来のテント製品の製造は福井工場へ移管され、製造能力を保持したまま大阪・関西万博に対応できる体制を構築する予定。熟練したスタッフ15名が一時的に福井工場へ移動し、新しいスタッフを教育し、早期に本格的な生産を開始する計画。
■ 新工場概要
名称:福井工場 2号棟、3号棟
所在地:福井県福井市石新保町28-67-2(テクノポート3−6−1)
投資額:約12億円
延床面積:2号棟 3600㎡ 3号棟 3400㎡
階数:1階
生産品目:テント倉庫・マク・クイックシェルター
着工:2022年5月
竣工:2023年4月(竣工式は2023年4月28日に実施予定)
稼働:2023年5月