タカラスタンダード、関東工場で浴槽の生産能力増強
2023年5月12日
タカラスタンダードは11日、関東工場<第一工場>(千葉県八千代市)にアクリル人造大理石浴槽のラインを増強すると発表した。
投資額は約4億円で、アクリル人造大理石浴槽の生産能力を15%増強し、今後も拡大が見込まれる好調なシステムバス売り上げに対応する。
関東工場では、樹脂成型品の画像検査装置をはじめ、デジタルピッキングシステム導入など品質の安定と生産の効率化にも取り組んでいる。
また、人造大理石製造ラインで使用する熱源を電気よりも熱効率の良いガスボイラー化することでエネルギーの効率化を図っている。今後もロボット導入などによる生産効率化にも取り組み、生産設備を増強して需要増にも対応していく。
タカラスタンダードは、浴室部門の出荷台数も直近5年で約115%と大きく伸長している。中でも、アクリル人造大理石浴槽「キープクリーン浴槽」は前年比売り上げ1割増と、浴室シェア拡大でも重要な商材となっている。
■ 設備投資概要
所在地:千葉県八千代市上高野1807番地の4
投資額:約4億円
製造品目:アクリル人造大理石浴槽の製造
生産能力: 15%増