工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

デリカフーズ、大阪府茨木市に新工場

2023年5月15日

 デリカフーズホールディングスは12日、連結子会社であるデリカフーズが、大阪府茨木市に新工場を建設すると発表した。

 現在、同社グループは2024年3月期を最終期とする中期経営計画の一環として、「青果物流通インフラの構築」を重要な方針の一つとし、需要が高まっている既存エリアや未開拓のエリアにおいて拠点の増設を進めている。

 デリカフーズは、2002年に関西エリアの中核拠点として大阪事業所を開設し、売上を順調に伸ばしてきた。新工場では、グループが蓄積した技術やノウハウを活用し、既存のFSセンターと同様にスーパーコールドチェーン(4℃以下)を導入し、省人製造ラインの自動化やISO22000とFSSC22000の認証取得を計画している。生産能力増強により、高品質で安全かつ安心な商品の提供を目指し、西日本地区での事業拡大を進める。

■ 新工場概要

名称:デリカフーズ(株)大阪事業所 大阪FSセンター(仮称)
建設予定地:大阪府茨木市南目垣1丁目
投資額:約41億円(建物/約27億円、機械(生産機械)/約13億円、その他/1億円)
敷地面積:4,621㎡(1,398坪)
構造・規模:鉄筋鉄骨地上3階建て
延床面積:5,455.32㎡(1,650坪)
発注先:中設エンジ(株)
工事契約締結予定:2023年5月
物件引渡予定:2024年3月
着工予定:2023年5月16日
竣工予定:2024年3月29日

このエントリーをはてなブックマークに追加