EIZO、白山市の本社敷地内に新棟/60億円投資
2023年5月18日
EIZOは16日、石川県白山市の本社敷地内に新技術棟を建設すると発表した。
今回、映像機器関連事業の将来成長を見据え、コアとなる製品、システム開発と顧客対応力の強化とサステナビリティ推進を目的に新技術棟を建設する。
新技術棟(6階建)は既存倉庫棟(2階建)を解体し、その跡地に建設する。これにより、コアとなる技術・開発・営業を中心とした人員増強を図り、さらなるビジネスモデルの強化を図る。
新技術棟はZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)規格に準拠し、屋上には太陽光発電設備を設置する予定。これにより、年間の自社太陽光発電量が現状の約90万kWhから約105万kWhまで増え、サステナビリティの向上を図る。さらに、既存棟の改修や設備の更新、太陽光発電設備の増設などを行い、2026年までに敷地内の建物全体でZEB規格の認証取得を目指す。
■ 新棟概要
所在地:石川県白山市下柏野町153番地
投資額:約60億円
延床面積:約12,814㎡
構造:鉄骨地上6階建
主な用途:技術・開発・営業・テクニカルセンター・多目的ホールなど
着工予定:2023年12月
竣工予定:2025年1月
稼働開始予定:2025年2月