リョービ、広島県府中市に本社新館建設
2023年5月23日
リョービは19日、本社敷地内(広島県府中市)で新館建設の地鎮祭を行ったと発表した。
新館には、各事業(ダイカスト、建築用品)と本社の間接部門社員を集約することで、一体感とコミュニケーションの促進を図る。オフィス内はワンルームの無柱空間構造にすることで、フレキシビリティに富み、多様な働き方に対応した先進的なワークプレイスを構築する。
建物はサステナビリティを重視し、地域に根ざした環境配慮型オフィスビルとするため、建築物エネルギー性能表示制度(BELS)におけるZEBReady認証の取得を予定している。光熱費の削減など省エネルギー効果に伴ってCO2排出量を抑制、カーボンニュートラルへの貢献を目指す。また、自然エネルギーの利用として、地域に湧き出る井水を空調熱源や雑用水などに利用する。さらに、建物中央に設けた吹き抜けから自然光を取り込み、自然換気によって設備機器エネルギーの削減につなげる。
■ 新棟概要
所在地:広島県府中市目崎町762
延床面積:5,300㎡(1階1,672㎡、2階1,778㎡、3階1,778㎡、塔屋72㎡)
建物規模:鉄筋コンクリート造地上3階建
地鎮祭:2023年5月18日
完成予定:2024年10月