JFEスチール、西日本製鉄所に電磁鋼板製造設備の追加増強
2023年5月24日
JFEスチールは22日、西日本製鉄所(倉敷地区)の電磁鋼板製造設備を増強すると発表した。
総投資額は約460億円。第Ⅰ期分含め、電動車主機モータ用トップグレード無方向性電磁鋼板(NO)の製造能力を現行比3倍に増強する。2026年度中の稼働開始を予定している。
同社は、今後も国内の製造体制を強化し、世界トップクラスの製造実力を向上させると同時に、CO2排出量を削減するエコプロダクトの供給を拡大し、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。
■ 設備投資概要
【今回決定 第Ⅱ期】
所在地:岡山県倉敷市水島川崎通1(西日本製鉄所(倉敷地区))
総投資額:約460億円
製造能力(予定):電動車主機モータ用トップグレード無方向性電磁鋼板(NO)の製造能力を現行比3倍に増強(第Ⅰ期分含む)
稼働予定:2026年度中
【参考:第Ⅰ期】
総投資額:約490億円
製造能力(予定):電動車主機モータ用トップグレード無方向性電磁鋼板(NO)の製造能力を現行比2倍に増強
稼働予定:2024年度上期