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日本触媒、インドネシアにアクリル酸製造設備/2億ドル投資

2023年6月8日

日本触媒は5月24日、インドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下:NSI)がバンテン州チレゴン市の同社敷地内でアクリル酸(10万トン/年)製造設備の完工式を行ったと発表した。

 日本触媒グループが生産しているアクリル酸の最大用途は紙おむつ用高吸水性樹脂で、乳幼児と高齢者の増加などにより、世界需要は今後も堅調に推移する見通し。
こうした需要に対応するため、アクリル酸・高吸水性樹脂グローバル供給体制の強化を進めている。

 今回、NSIの新設備(10万トン/年)完成により、日本触媒グループの年間アクリル酸生産能力は98万(国内54万トン/年、海外44万トン/年)に拡大する。

■ 設備投資概要

場所:インドネシア・バンテン州チレゴン市(NSI既存敷地内)
設備投資額:約2億米ドル
生産品目:アクリル酸
生産能力:10万トン/年(既存能力14万トン/年と合わせ計24万トン/年)
完工式:2023年5月23日
商業運転開始:2023年4月

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