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東洋合成工業、淡路工場で半導体向け溶剤充填所建設

2023年6月8日

東洋合成工業は5日、淡路工場(兵庫県淡路市)で、半導体向け溶剤を充填する屋内充填所を新設すると発表した。

 電子デバイスや半導体は、リアルタイムネットワークの大容量化、AIの活用による中長期的な需要拡大が見込まれている。

 淡路工場では、半導体の製造に使用するシリコンウエハーの洗浄液などに使う溶剤を約10品目生産し、国内外の半導体メーカーなどに供給している。

 特に先端半導体分野では、回路の微細化が進み、より純度の高い溶剤の需要が増加している。こうした需要に対応するため、新たに屋内充填所を建設する。

■ 設備投資概要

名称:東洋合成工業 淡路工場
工場所在地:兵庫県淡路市生穂新島9番1号(淡路工場)
投資額:約10億円
地鎮祭:2023年6月2日
稼働開始予定:2024年3月末

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